主題歌
サッチモの夢
サッチモの夢
美しくも
怖ろしい唄
美しくも怖ろしい唄
最期の時に貴方は、貴女は、この歌詞のように思えるか
それが、その人それぞれの生き様を現す。
死に際になんびとも自分自身に嘘はつけない。
誰が自分自身を欺くことができるだろうか。
遅かれ早かれ人は死ぬ、必ず人は死ぬ。
人皆「本来無一物」
死んだら地位も名誉も財産もあの世に持っていくことはできない。
人としてもっとも価値があることは、この歌の言葉のように思えて死ねるかどうかである。
その人の価値はここに極まるといっても過言ではないだろう。
次代に何を伝え遺したか、過去に犯した過ちを贖(あがな)うことはできないが、償いに努力をしたか。
人それぞれに想いはあるだろう。
人はこの曲によって裁かれる。
とてつもなく優しく美しい曲だが、自分自身に嘘がつけない分だけ閻魔様より怖ろしい曲でもある。
自身の葬送曲として流してもらいたい曲である。
曲を聴きながら、棺桶の中で恥ずかしい思いをしないように務めるのみである。
この
素晴らしき
世界
What a Wonderful World/Louis Armstrong
この素晴らしき世界/ルイ・アームストロング
I see trees of green, red roses too
I see them bloom for me and you
And I think to myself,
what a wonderful world
木々は青々と繁り
バラの花は赤く色づいている
ぼくらのために咲く花たちを見て
しみじみ思う、この世界はなんて素晴らしいんだろう
I see skies of blue and clouds of white
The bright blessed day,
the dark sacred night
And I think to myself,
what a wonderful world
青い空と真っ白な雲
昼の輝きと夜の闇
しみじみ思う、この世界はなんて素晴らしいんだろう
The colors of the rainbow,
so pretty in the sky
Are also on the faces of people going by
I see friends shaking hands,
saying how do you do
They’re really saying, I love you
空に七色の虹がかかる
行き交う人たちの表情が美しい
友だちたちが「ご機嫌よう」と握手を交わし心から言う「大好きだよ」
I hear babies cry,
I watch them grow
They’ll learn much more than I’ll ever know
赤ん坊が泣いてる
この子たちを見守ろう
彼らはこれから、私よりたくさんのことを学ぶだろう
And I think to myself,
what a wonderful world
しみじみ思う、この世界はなんて素晴らしいんだろう
Yes, I think to myself,
what a wonderful world
そう、本当になんて素晴らしいんだろう、この世界は