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ロス・インディオス&シルヴィア

昭和歌謡_其の七十九

「嘘」は、どこまで行っても「嘘」(前編)

ロス・インディオス ベストセレクション
ロス・インディオス&シルヴィア

 

お上の大嘘

ついに、と言うか、やっぱり、と言うか、57年ぶりに2度めの、東京開催のオリンピックが始まりましたね。

IOCの〝バッカ〟会長も、わが国の〝スカ〟総理も、コロナ禍による強制自粛で、どれだけ国民がストレスを溜め込もうが、経済的に追い込まれようが、オ リンピックさえ始まっちまえば、

老若男女の大半は、「ちょー楽しい!!」「ちょー感動する~!!」と、脳天気に はしゃぎまくり、政府へ猛烈な批判の〝あれこれ〟も、劇的に消滅すると、……結構本気で考えているらしく。

ところがどっこい、今時、ネット全盛時代の日本人は、そんなにおめでたくはありません。

コロナ禍に突入してからの2年弱の月日の中で、国民の大半が、――特に全国の子供たちまでが――、気付かされた、いや悟らされた、と言った方が的確でしょう か? オリンピックという伝統的国際スポーツの祭典は、今や、ほぼ100%「世界平和の象徴」でも「人種差別撤廃の象徴」でもなく、IOCとアメリカの3大ネットワークと、電通をはじめ各国の大手広告代理店 が、ボロ儲けするため【だけ】の巨大イベントに、超の付くトップアスリートたちによる各種競技が、【ただただ】利用されている!! という事実に。

そんなこたぁ、心ある人々なら、とっくの昔に察知していたでしょうが、過去あまたある歴代オリンピックを眺めても、今回の「2020年TOKYOオリンピック」ぐらい、えげつないまでに、下衆野郎どもの魂胆が露呈した大会もないでしょう。

未来永劫、オリンピックを語るたびに、日本の愚かしい&ぞんざい&乱暴……な コロナ対策の【あれこれ】とカップリングで、お笑いのネタとしてデフォルメされ、罵倒され続けるはずです。

例の、わが高校の同級生、「口腔科」の専門医、林ドクターは、第二次大戦後 75年、令和3年の現在、日本人の気質が【ここまで】駄目になってしまったのは、昭和20年8月15日を、政府やマスメディア、子供たちの社会科の教科書まで、 こぞって【終戦記念日】と「大嘘コイたことに端を発している!!」と看破します。

「あの日は、誰がどう評価したって【敗戦記念日】だろ? 鬼畜米英と罵った大 国どもと、互角に戦えると勘違いしやがった、帝国陸海空軍は、互角どころか惨敗だろ。全国の老若男女の、膨大な数の遺体と引き換えにね。オカミによって惨殺されたんだよ、俺たちの先祖は。【名誉の戦死】なんて冗談じゃない。嘘は、 どんなちっぽけな嘘だって、嘘だ。絶対に真実になり得ない」

時代は流れて、ウン年前、東京で二度目のオリンピックを開催したい!! と、 思い定めた連中は、IOCに提出する書類に、こう記したんだそうで。

【2020年東京大会の理想的な日程 / この時期の天候は晴れる日が多く、かつ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる、理想的な気候である】

はぁ? おいおい? もしもし? 一体全体、これって、【どこ】の国の【どの】地域の気候を評したものざんしょ?????

試しに、私が今、文章指南をしている塾の生徒に、この文言の【この時期は】 を【8月の】に差し替えて、地域当てクイズを行ったところ、誰一人として、こ れが「2020年東京大会」の天候評価であるとは気付きませんでした。まぁ、当然 でしょうね。

1人の生徒(中学3年)は、椅子から立ち上がり、マスク越しではありましたが、かなりの声量で、こう叫んだのです。

「バッカみたい。嘘じゃん。大嘘じゃん。【最高の状態でパフォーマンス】って言うなら、今日みたいな昼間に、42.195km、走ってもらおうじゃん。大嘘コイてる連中に!! 熱中症でぶっ倒れて、下手すりゃ死ぬからさ」

この日の東京の、昼間の気温は34度でした。夕方までピーカン&ギンギラ、真夏の太陽が照りつけ、おまけに湿度も80パーセント近く、ありましたかね。

おハズカシクも、かつナサケナクも、日本のトップ連中は、ウン十年ぶりに 「もう一度、東京でオリンピックを開催したい!!」……ただただ、その欲望を成就したいがため、幼子にだってすぐにバレる程度の、姑息というには、あまりに姑息で愚かしい大嘘の〝気候評価〟を、世界中にばらまいてしまったのです。

言わずもがな、この大嘘データ発信の首謀者こそ、当時のオリンピック「招致委員会」のトップ、理事長だった安倍前総理!!

世間じゃ〝桜モリカケ〟と流行語のごとく揶揄られ続ける、「森友学園」問題&「加計学園」問題&「桜を見る会」問題……と、連発して天下の国会答弁で、 野党の厳しい追求に、〝まるっきり〟表情も変えずに300%大嘘をコキまくって 来た、張本人なのですから、

安倍という政治家は、長年の嘘コキの悪癖によって、とっくの昔に物事の「本当」と「嘘」の区別がつかないのでしょう。ある意味、パラノイアと断じて、何もおかしくないのではないでしょうか?

林は、ちょくちょく「嘘は必ず露見するんだよ」と主張します。

「どんなにちっぽけな嘘だって、嘘は嘘だ。嘘が真実に変わることは、絶対にな い」……と。

一生、自分が過去についた嘘のせいで、心に何かしら〝引っ掛かり〟を覚えつつ、生きるくらいなら、

「最初から真っ当に、正直に生きりゃいいだけのことだよ。その方が気分がイイじゃないか」

私はだいぶ前のコラムに、当時、世間を大騒ぎさせていた、日大アメリカンフットボール部の 【あの】事件と、当事者だった現役日大生が、たった1人で行った【あの】記者会見をネタを取り上げ、昭和歌謡の名曲の中から、「嘘」がテーマの楽曲につい て、まとめました。ご存知ない方のために、以下、貼り付けておきます。

https://dolcevita1957.heteml.net/archives/1002

うそよ今夜も

大ヒットした歌謡曲の歌詞に、「嘘」をテーマにする楽曲が多いのは、大人の 恋愛模様……特に不倫関係の欲望には、当然のごとく男も女も、駆け引きという名 の「嘘」が付き物だからでしょうね。

ムード歌謡グループのうち、最古参かつ、今も現役バリバリ、棚橋さん率いる 「ロス・インディオス」……が、女性ボーカルにシルヴィアを加えていた頃の、 〝そこそこ〟ヒット曲に『うそよ今夜は』(作詞&作曲:六ツ見茂明)があります。

まさしく「嘘」をテーマに、都会に住まう若い男女の恋模様を、小洒落た歌詞 と小粋なメロディで構成した、昭和歌謡を代表するムード歌謡の名曲です。

「ロス・インディオス」は、昭和37年にグループ結成以来、ほぼ60年間、棚橋静雄の見事なリーダーシップと、天性の美声によって、カラオケファンに愛され 続けてきました。

昭和43年に『コモエスタ赤坂』(作詞:西山隆史/作曲:浅野和典)と『知りすぎたのね』(作詞&作曲:なかにし礼)の2曲を、大ヒットさせたことで、全 国のお茶の間に知られる存在となりましたが、その後は鳴かず飛ばず……が続きま した。

昭和54年9月21日に、シルヴィアを迎えて、初めて発売した『別れても好きな 人』(作詞&作曲:佐々木勉)が、見事に大ヒット!! CDを90万枚以上も売上 げました。

当時のTVの、さまざまな歌謡番組に出演したことで、若い世代(私たちのこ とですね)にもロス・インディオスの存在が知れ渡ったんですね。カラオケの デュエット曲の定番として、令和3年の現在も(コロナ禍とはいえ)〝忘れ去ら ない〟流行歌です。

続けて昭和55年12月に『それぞれの原宿』(作詞:中原葉子/作曲:中村泰 士)を、さらに翌年の7月に、これから歌詞をご紹介する『うそよ今夜は』が発売されました。

♪~好きさ 大好きさ あなたが一番好きさ
うそよ うそうそよ そんなこと みんなうそよ

うそじゃないんだよ あなたのすべてが好きさ
うそよ うそうそよ そんなこと みんなうそよ

恋は 言葉じゃないと わかっていても
信じたい 甘えたい いついつまでも

好きさ 大好きさ あなたのすべてが好きさ
うそよ うそうそよ 死ぬほど好きさ~♪

人は何故、「嘘」を付くのでしょう? まぁ、様々な事情があるにせよ、1つだけハッキリしているのは、「嘘」の裏には必ず、そやつが「どうしても成就させたい!!」欲望が渦巻いているから──でしょうね。

その欲望が、超ギンギラギンに輝くと同時に、理性のすべてが、超スッカラカ ンと消え失せてしまう、最大のシチュエーションといえば、こりゃ決まって男女の恋愛、……ストレートに言わせてもらえりゃ、今晩「コイツとヤレるかも!?」っ て局面だと、数少ない経験則ながら、そう決めつけてしまいます。

男って、ホント馬鹿ですからねぇ。かつ、皆さん、〝そういう時〟って、イマ ジネーションを、いやハッキリ言って妄想を、メチャメチャたくましくしがちです。

自分がカミサン持ちだろうが、目の前の彼女との年の差が、ウン十も離れてい ようが、いざ「ヤレる!!」と思うと、実際にはかなりの障害や危険が横たわって おりまして、引き返すなら「今!!」、冷静になるなら「今!!」しかないはずなのに、

つい……、どうしょうもない「嘘」、ミモフタモナイ「嘘」まで付いて、現実か ら目を背けるんですね。

姑息にも破廉恥の限りを尽くし、叶えようとする欲望なんて、いざ成就できた ところで、ほとぼりが覚めりゃ、大概は、かえってミジメになりましょう。

ミジメなだけなら良いですが、取り返しのつかない【その後】が待っていた り、……するものです。だからこそ、林の御託宣じゃないですが、

「最初から真っ当に、正直に生きりゃいいだけのことだよ。その方が気分がイイ じゃないか」

大嘘コキまくり、国民全員を自宅に【強制自粛】させてまで、無理やり開催した「2020年TOKYOオリンピック」……。

はたして無事に閉幕できますかね?

問題は【その後】です。

どんなオソロシイ未来が待ってますか? 神のみぞ知る、というところでしょう。

後編へ続く

勝沼紳一 Shinichi Katsunuma

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